あなたの人生を豊かにする教養新聞29号~活版印刷~

どうも物知りクマのウルスです!
今日も新しい知識を学び人生を潤していきましょう♪

以前のメルマガで紹介したヨーロッパで起こった文化革命「ルネサンス」では3つの発明がありました。
https://www.ours-blog.com/wp-admin/post.php?post=59&action=edit

羅針盤、火薬、そして今回ご紹介する「活版印刷」です。
活版印刷は活字を版で印刷する方式のことで、14世紀にヨハネス・グーテンベルクにより発明されました。
(高校世界史の教科書にも出てくるので覚えてらっしゃる方も多いかと思います)

活字を組み合わせて大量に印刷する方法としては中国や韓国などで木版印刷として先行していました。
ではグーテンベルクの活版印刷は何が画期的だったのでしょうか?
それは
1.アルファベット金属活字の作成(簡単に説明するとアルファベット26文字の金属のハンコ)
2.洋紙とインク
3.印刷機
の3つです。印刷機にセットされたインクの付いた金属活字がうまく洋紙に文字を転写する仕組みが画期的だったのです。

そして活版印刷によりある本が大量に印刷されることになりました。キリスト教の正典、「聖書」です。
この大量に印刷された聖書が16世紀に起こる「宗教改革」に影響を与えたといわれています。

今日ではグーテンベルクの活版印刷は使われることなく、版はパソコンの中にデジタル情報として格納され必要な時に印刷機で印刷されるようになりました。
しかしかつては王族貴族しか読めなかった本などを一般人まで読めるようになったキッカケは、グーテンベルクの発明した活版印刷だと言えるでしょう。

[編集後記]
僕たちが普段生活する空間には様々な印刷物が溢れています。たとえば電車の吊り広告、製品のポスターなど色彩豊かな印刷物は印刷技術の発展によるものです。
また普段何気なく使う雑貨品や家電製品なんかに描かれているロゴなんかも印刷技術の発展によるものです。
現代では印刷方法も多くの種類があるので、ふと気になった印刷物が「どんなふうに印刷されているんだろう?」と考えてみるのも面白いかもしれません♪

本日もお読み頂きありがとうございました!
このメールマガジンを読むことで、読者の皆さんの新たな気づきや何かを学ぶ意欲に繋がれば幸いです。

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