どうも物知りクマのウルスです!
今日も新しい知識を学び人生を潤していきましょう♪
学校で、そして職場で使うノートやコピー用紙に使われる紙は一般的に「洋紙」と呼ばれます。
またそれ以外にもトイレットペーパーや商品のラッピングに使われる包み紙なども洋紙に含まれます。
この洋紙ですが実は大量に作られるようになったのは近代なんです。
現代のように紙に文字を記録スタイル以前は
・石や金属
・粘土板
・パピルス
・羊皮紙(主にヨーロッパ)
・木簡、竹簡(日本や中国)
に記録されていました。
ではいつ頃、洋紙が大量に生産されるようになったのでしょうか?
それは「1854年」以降になります。それまで紙はとても貴重なものでした。
洋紙は木材が原料です。1719年にスズメバチの巣が木の繊維で出来ていることが発見されました。
この発見から紙を木から作ることができるのでは?という着想が生まれます。
1765年に木を砕きチップ化した「木材パルプ」と呼ばれるものから紙を作成することに成功します。
そして1854年に木から木材パルプを大量生産できる「砕木機」が開発されたため、
ようやく紙が大量に生産できる下地が出来ました。
現代に生きる僕たちが気にせず紙を使ったり、本や漫画が読めるのはこういった歴史があったからなんですね~♪
[編集後記]
そういえば皆さんはお気に入りのノートはありますか?僕は「ツバメノート」を愛用しています。
このツバメノート、実は今でもほとんどの製造工程が手作りなんです。
大量に紙が消費される社会の中で、様々な種類の紙からこだわりの商品を選択することができる現代は改めて豊かな時代なんだと記事を書いていて思いました。
本日もお読み頂きありがとうございました!
このメールマガジンを読むことで、読者の皆さんの新たな気づきや何かを学ぶ意欲に繋がれば幸いです。
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